以前から、少し気になっていたCDNのCloudflare。当サイトはアクセスが劇的に多いというわけではありませんが、ちょっと試してみたいという欲求にかられ導入してみました。以前は、Cloudflareもいろいろあったようですが、アップデートされ機能、安定性がかなり改善されたようです。
Cloudflareを導入する手順
ユーザー登録
まず、Cloudflareにユーザー登録をします。Cloudflareにアクセスして、[Sign Up] をクリックします。

Sign Upに入ったら、メールアドレスとパスワードを入力して、ユーザー登録をします。

Cloudflareの初期設定
ユーザー登録か完了したら、下図のような画面が開きます。Add a WebsiteにCloudflareを設定するサイトのドメインを入力します。当サイトでしたら junjun-web.net
になります。
ドメインを入力したら、[Scan DNS Records] のボタンを押してください。DNSレコードのスキャンがスタートします。

スキャン中は下図のような画面になります。気長に待ちましょう。

スキャンが完了すると、下図のような画面になりますので、[Continue] ボタンをクリックしてください。

DNSレコードの一覧が表示されます。特別なことはしていないので、そのまま [Continue] ボタンをクリックします。

Cloudflare のプランが表示されます。今回は Free Website (無料)を使用することにしました。選択したら、[Continue] ボタンをクリックします。

次に進むと、現在のネームサーバーの設定と Cloudflareを設定した場合のネームサーバーが表示されます。確認したら [Continue] ボタンをクリックします。

[Continue] ボタンを押すと、ネームサーバー情報が表示されます。この画面の明るくなっている部分の情報は、コピーして保存するなりしておいてください。ネームサーバー設定時に必要になります。

ネームサーバーの設定
当サイトは、wpXクラウド で運用しています。(2017年8月時点)
ここでは、wpXクラウドでの設定方法を記載します。
Cloudflare管理画面と別タブなどで、wpXクラウドの[管理パネルログインフォーム]にアクセスし、管理パネルにログインします。その後、管理パネルの[契約管理]をクリックします。

[契約管理]画面に入ったら、[契約情報] → [独自ドメイン契約情報]に進み、[ドメインパネル]にアクセスします。

[ドメインパネル]を開いたら、[ネームサーバーの変更]をクリックします。

[ネームサーバーの変更]画面が表示されたら、先ほどCloudflareの設定で保存しておいた、ネームサーバーの情報を入力します。

入力したら[ネームサーバーの変更(確認)]を押して、確認後、保存してください。以上でネームサーバーの設定は終わりです。
Cloudflareでの最後の設定
Cloudflare管理画面にアクセスし、[Recheck Nameservers]をクリックします。

設定がうまくいっていると、ドメイン名の背景が緑色に変わります。また、表示が[Status: Active]に変わります。

以上で、Cloudflareの設定は終了になります。
CloudflareのWordPressプラグインについて
CloudflareはWordPressのプラグインがあります。内容的には、Cloudflare の管理画面で設定出来る内容の一部をWordPress管理画面の中でも設定できるという感じです。
頻繁にキャッシュのクリアをしたい、いちいちCloudflareの管理画面にログインするのが面倒などの場合は導入すると便利です。ちなみに自分は面倒くさがり屋なので、導入してみました。

導入した感じでは、[Automatic Cache Management]が便利そうでした。更新時にキャッシュを自動的にクリアするというもの。しばらく様子みてみようかなと思います。
Cloudflare導入後のページスピードについて
Cloudflare導入後、[Web担当者Forum版 ページ速度分析ツール] 何度かページの速度を計測してみました。導入前は、1,700ミリ秒~2,800ミリ秒くらい(スクリーンショット撮るの忘れました。すいません!)でしたが導入前は…

700ミリ秒台を計測しました。もちろんタイミングによっては、1,800ミリ秒あたりがでることもありますが、体感的には早くなったと思います。まだ、Cloudflareを導入して日は浅いですので、しばらく様子を見ようかと思います。以上、Cloudflare導入の手順でした。