先日、Googleアカウントに2段階認証を設定すると、Gmailなどを受信していたアプリに「認証エラー」と表示される事態がありました。アプリが2段階認証に対応していないことで認証できなくなったようです。そのアプリのために2段階認証を解除するのも、どうかと思いますので調べたら、「アプリケーション固有のパスワード」を設定すれば大丈夫とのことなので、設定手順をまとめました。
アプリケーション固有のパスワード設定
※2段階認証プロセスを導入しているものとして記載します。
2段階認証プロセス導入手順はこちら
まず、Googleにアクセスし、自分のアカウントにログインします。すると、Googleサイトの右上部分にアイコンが表示されているので、そこをクリックし、[アカウント]ボタンをクリックしてください。
すると、アカウント情報のページが開きますので、[ログインとセキュリティ] → [ Googleへのログイン] をクリックしてください。
Googleへのログインページを開いたら、[アプリパスワード]をクリックしてください。
本人確認のため、パスワードを入力します。入力後 [次へ] をクリックしてください。
アプリパスワードを生成するアプリと端末を選択します。まず、[アプリを選択]で該当のアプリを選択します。項目に無い場合は、[その他(名前を入力)]で分かりやすい名前を付けてください。
次に、端末を選択します。該当の端末を選択してください。項目に無い場合は、[その他(名前を入力)]で分かりやすい名前を付けてください。
上記の入力が完了しましたら、[生成] でアプリパスワードを生成します。アプリパスワードが生成されるまでしばらくお待ちください。
アプリパスワードが生成されたら下図のような画面が表示されます。矢印部分の黄色い枠内に16桁のアプリパスワード(下図はぼかしを入れてますが…)が表示されます。
このパスワードは1回だけ入力するので覚えておかなくても大丈夫です。
【設定例】iPhoneのメールにアプリパスワードを設定する方法
iPhoneのメールにアプリパスワード設定する場合は、[設定] → [アカウントとパスワード] で[アカウントを追加]でGmailアカウントを追加、または、既にアカウントがある場合は、作成されているGmailアカウントからパスワードを再入力してください。
上記は、iPhoneのメールアカウントの設定例ですが、他にもGoogleカレンダーやAndroidのメールアプリなど、設定が必要なものがあります。複数個設定が必要な場合は少し面倒ですが、このようなアプリのために、2段階認証を設定しないのは、セキュリティ的に望ましくないと思います。難しい設定は少ないと思いますので、是非設定してみてください。