WordPressサイトのドメイン一括置換には「Search Replace DB」が良い!
2017.02.09 ツール JunJun
WordPressサイトをローカル環境で構築後、本番環境に移行する場合、ドメインの置換をしなければなりません。以前(かなり昔)テキストエディタの置換でやったりしてましたが、これは良くないようです。
「WordPress のDB上のサイトURLを一気に変換」という記事を拝見させて頂いたところ、wp_options
とかwp_postmeta
にはシリアライズされたデータが入ってることもあるので、通常の置換ではプラグインなどに不具合が出る場合があるとのことです。
そこでWordPressサイトのドメイン置換には「Search Replace DB」を使います。WordPress の引越しにも掲載されている方法です。
この記事の目次
Search Replace DBのダウンロード
Database Search and Replace Script in PHP にアクセスしてSearch Replace DBをダウンロードしてください。
サイトの下の方にいくと下図のようにダウンロード用のフォームがありますので Knowledge check の内容を確認してチェックを入れ、Nameを入力してください。
Knowledge checkの内容
- I accept this script can be a security risk
このScriptを使うことはセキュリティリスクになる可能性があります。 - I understand that this script must not be left in a public facing web server
このScriptは公開されているWebサーバーに残さないでください。 - I am a developer and I know what I’m doing!
開発者であり、このScriptが何をしているのか理解しています。
だいたいこういう内容かと思いますので、確認してチェックを入れてください。内容が理解できない場合はこのScriptは使わない方がよろしいかもしれません。
Knowledge check にチェックを入れると、Email入力欄が表示されるので、メールアドレスを入力してください。その後 [SUBMIT] ボタンでメールを送信してください。
メールを受信したら、[here] のリンク部分より、Scriptをダウンロードしてください。メールを受信できない場合は、迷惑メールになっている場合もあります。
Search Replace DBのアップロード
ダウンロードしたScriptを解凍し、WordPressサイトのフォルダ直下にアップロードします。
アップロードしたら、サイトのドメインの後ろに /Search-Replace-DB-master/ をつけて Search And Replaceにアクセスします。
https://あなたのドメイン/Search-Replace-DB-master/
Search Replace DBの操作手順
これからの作業は、開発環境のデータベースをExportし、本番環境のデータベースにImportしたものとして手順を記載します。
①旧ドメインを入力
ここに、旧ドメインを入力します。
②新ドメインを入力
ここに、新ドメインを入力します。
※ドメイン入力時には最後の/を入力しないようにしてください。置換漏れが出る場合があります。
③データベースの情報
ここにデータベースの情報が入ります。通常は自動で入力されています。
④dry run
dry runは試しにもし実行したらこうなりますというのを表示します。一括置換前に実行したほうが良いかと思います。
⑤live run
置換を実行します。dry runで問題なければ実行してください。
問題なければOKをクリック!
一括置換がスタートします。しばらくお待ちください。
⑥ delete me【重要】
置換が終わりましたら、このボタンをクリックしてScriptを削除してください。このScriptを残したままだと、アクセスされたら攻撃者に一括置換され大変危険です。
以上、WordPressサイト移行時のドメイン置換Scriptの紹介でした。