先日、親知らずを抜歯したのですが、術後見事にドライソケットになってしまいました。
親知らず抜歯体験記は下のリンクを参照してください。
横向きで埋没している親知らずを岡山大学歯学部で抜歯しました!
なってしまったものは仕方がないので、今回どのような原因でドライソケットになったのか、また治るまでの経過をまとめていきたいと思います。
ドライソケットになった原因
これは、予想なのですが、うがいが原因だと思います。親知らず抜歯の術後、2~3日は抜歯あとに米粒などが詰まった時、慎重にうがいをしていたのですが、4日目くらいに、うっかり強めにうがいをしてしまいました。この時、薄い血の膜のようなもの(おそらく血餅)が、流れ出てしまいました。
ドライソケットの痛み
痛みについてですが、これは、抜歯直後痛み止め(ロキソプロフェン)が切れた時にものすごい痛みが出た時があります。痛みはこの時のほうが痛かったです。ただ、じわじわとした痛みが続きましたので痛み止めの服用は必要でした。
ドライソケット診断後の処置
痛みがあったので、抜歯をしていただいた岡山大学病院で再度診察してもらいました。「血餅が取れて、骨がむき出しのなっているので痛みがある状態が続いていますね」とのこと。骨がむき出しになっている部分に軟膏を塗ってもらいました。「軟膏を塗ったからと言って、すぐ良くなるものではないけど、周りの歯茎の肉が骨を覆いかぶさってくれれば、痛みはなくなるから」とのお言葉をもらいました。
診断後から痛みがとれるまで
ドライソケット診断後は、痛み止めを服用しながら歯肉は覆いかぶさってくるのをひたすら待ちました。そして、親知らず抜歯から3週間後にようやく痛みがなくなってきました。その後の診察で無事、むき出しだった骨の部分に歯肉が覆いかぶさってきているのでこれで大丈夫との診断をいただきました。
まとめ
一瞬の不注意で、血餅が取れてしまい、痛みを長引かせてしまったのは反省点です。今はまったく痛みはなく、抜歯の跡に少しくぼみができています。ここによく食べたもののカスがたまりますが、うがいをすれば簡単にとれます。抜歯を担当してくれた医師の方によると、このくぼみも徐々に埋まっていき食べ物のカスも詰まらなくなるとのことです。このくぼみが完全に埋まってくれれば、自分の親知らずとの戦いは終わりですね