先日、パスワード管理ソフトKeePass Password Safeを最新バージョンの2.38にアップデートしたところ、それまでメニュー項目などが、英語表記になってしまいました。これまで、日本語化して使っていましたが、突然英語表記になり英語が苦手な自分は少々戸惑いました。まぁ、長く愛用しているので、英語表記でもなんとなく分かるのですが、「やっぱり日本語表記にしたい」ということでKeePass Password Safeを再度日本語化できるように調査してみました。
KeePass Password Safeの英語表記画面
KeePass Password Safeバージョン2.38にアップデートした直後の画面です。メニュー項目が英語表記になっています。難しい英語ではないので、このままでも使えそうですが、日本語化してみたいので、KeePass Password Safeをインストールしているフォルダを開いてみます。
KeePass Password Safeインストール先のフォルダ
KeePass Password Safeを普通にインストールしていれば以下の場所にインストールされているはずです。変更している場合は変更した箇所を開いてください。
- C:\Program Files\KeePass Password Safe 2
- C:\Program Files (x86)\KeePass Password Safe 2
フォルダを開くとKeePass Password Safeの構成ファイル(下図参照)が開かれると思いますが、その中に、前バージョンまで無かった、Languages
というフォルダが追加されています。これまで、KeePass Password Safeの翻訳ファイルは[KeePass Password Safe 2]フォルダの直下に置いていましたが、今回からこのLanguages
フォルダに変更になったようです。このLanguages
フォルダの中に翻訳ファイル(Japanese.lngx)を保存します。
Japanese.lngxが無い場合はKeePass TranslationsサイトのJapaneseのところからダウンロードしてください。
KeePass Password Safeの言語切替
KeePass Password Safeは、翻訳ファイルを設置しただけでは、言語が切り替わりません。設定が必要になります。
[View] → [Change Language]をクリックしてください。
[Change Language]をクリックすると、以下のウインドウが開きますので[Japanese(日本語)]を選択してください。
選択後、KeePass Password Safeの再起動をしますかの確認が入るのでKeePass Password Safeを再起動してください。
再起動が完了すると、KeePass Password Safeの日本語化が完了してします。
日本語化されたKeePass Password Safe
日本語化されると、メニュー項目が下図のように、日本語化されます。日本人には見やすくなりましたね。
まとめ
翻訳ファイルの保存箇所が変わっただけでしたので、対処は簡単でした。わざわざ日本語化するほどの英語表現が無いようにも思えますが、無事日本語化できたので、良かったのかなと思います。もし、誰かの参考になれば幸いです。