Webサイトを運営していると、どうしてもサーバーがダウンしてしまうことがあります。いくら自分が運営しているサイトでも四六時中監視しておくわけにはいきません。一般人は仕事もありますし、プライベートな時間も必要でしょう。
しかし、恐怖のWebサイトダウンはいつ何時襲ってくるかわかりません。
そんな時に、サイトダウンを通知してくれる無料サービスがあります。その名も「UptimeRobot」です。「UptimeRobot」は無料で50サイトのモニターに5分間隔で監視をすることが可能です。
UptimeRobotの設定
UptimeRobotの使用を開始するにはまず、UptimeRobotのサイトにアクセスして無料登録を行います。サイトにアクセスしたら下画像のような画面が表示されますので、赤矢印部分の「Start monitoring in 30 secs」ボタンまたは「Register for FREE」ボタンをクリックしてください。
「Start monitoring in 30 secs」ボタンまたは「Register for FREE」ボタンをクリックすると、Create your FREE accountというページが開きますので、お名前とメールアドレスを入力後、reCAPTCHAにチェックを入れて「Register now」ボタンをクリックして無料アカウントを作成します。
UptimeRobotの設定
無料アカウントの作成が完了しましたら、次のようなダッシュボード画面が開きます。キャプチャ画像は当サイトと何件かサイトを設定している状態ですが、新たにサイトを追加する場合は左上の緑色のボタン「+ Add New Monitor」から監視するサイトを追加します。
サイトの追加手順
監視するサイトを追加する場合は「+ Add New Monitor」ボタンをクリックしてください。「New Monitor」という小ウインドウが表示されます。そこで「Monitor Type」を選択してください。Webサイトを監視する場合はHTTP(S)を選択します。
HTTP(S)を選択すると「Friendly Name」と「URL(or IP)」と「Monitoring Interval 」を入力する項目が表示されます。「Friendly Name」は自分が管理しやすい名前を入力してください。「URL(or IP)」は監視するWebサイトのURLを入力します。「Monitoring Interval 」は監視する間隔を決めます。初期設定は5分ごとに監視するという設定になっています。
次にアラートの方法を設定します。「New Monitor」ウインドウの下部分に「Select “Alert Contacts To Notify”」という設定項目があります。そこにアカウント登録時のメールアドレスがありますのでチェックを入れてください。これで、登録メールアドレスにWebサイトがダウンするとメールが届きます。設定が終わったらウインドウ右下部分の「Create Monitor」ボタンで設定を保存してください。
UptimeRobot ダッシュボード
ダッシュボードではクイック統計が確認できます。全体的な稼働時間や最新のダウンタイムなどを確認することができます。表示は英語ですがGoogle翻訳などで簡単に項目の意味を確認することができます。
ダッシュボードの下の方にいくと全ての監視の最新ログが確認できます。何日の何時にサーバーダウンがあったかなどを確認することができます。恐怖の「Internal Server Error」や「Connection Timeout(接続タイムアウト)」などの情報が記録されています。
メールアラートについて
メールアラートが届くと以下のようなメールが届きます。下のメールはわざと「Internal Server Error」を発生させてみました。このようにメールでサイトダウンを通知してくれますが、できれば受信したくないですね。
UptimeRobotについてまとめ
以上簡単設定のUptimeRobotの紹介でした。基本的に英語ですが、直感的に設定でき分からなくても、Google翻訳で簡単に設定ができます。今回はメールアラートの紹介のみですが、Twitterなど他の方法でもアラートを受信することができるようです。自分の環境にあわせて色々設定できるのも良いですね。