WordPressを使っていると、必ず使うことになるプラグイン。様々な機能が簡単に追加できるので、WordPressサイトを運営していると必ず何個かはインストールしていると思います。自分のサイトも結構プラグインが入っているので、アップデートがあったかどうかを常にチェックするのは、地味に面倒くさいですね。さらに、いつまでも古いバージョンのプラグインをアップデートしないままで使っていると脆弱性が放置されたままになり、リスクを背負ったままサイト運営するのは気が気じゃありません。

そこで、今回は有名プラグインJetpackを使って、プラグインを自動更新させる方法をご紹介します。Jetpackを使えば連携されているサイト全てをWordPress.comで管理でき、複数サイトを運営している場合も便利です。

WordPress.comのアカウントを作成する

Jetpackを使って、WordPress.comに連携させるにはアカウントを作成する必要があります。下記サイトにアクセスし、メールアドレス、ユーザー名、パスワードを入力し、アカウントを作成してください。アカウントをすでに持っている場合はこの作業は必要ありません。

WordPress.comアカウント作成はこちら

WordPress.comアカウント作成

登録が完了すると、入力したメールアドレスにメールが送信されます。メールを確認してアカウントを有効化してください。

Jetpackのインストールと有効化

JetpackをWordPressにインストールし、有効化します。すでにインストールしている場合はここは読み飛ばしても結構です。
プラグインのインストール手順はこちら

JetpackをWordPress.comに接続する

Jetpackの機能をつかうには、WordPress.comと連携させる必要があります。WordPress管理画面左メニューの[Jetpack] → [ダッシュボード]にいくと、JetpackをWordPress.comに接続する画面が開きますので、「WordPress.comと連携」ボタンをクリックしてください。

WordPress.comに接続する

次に、「WordPress.comのアカウントを作成する」で作成したアカウントにログインします。まず、登録したメールアドレスまたはユーザー名を入力してください。

アカウントにログイン(ユーザー名)

次に、パスワード入力フォームが表示されるので、「WordPress.comのアカウントを作成する」で作成したアカウントのパスワードを入力してください。

アカウントにログイン(パスワード)

もし、WordPress.comで二段階認証の設定をしていると、下図のような認証画面が出る場合があります。スマートフォンのアプリで認証または、認証コードを入力してください。

二段階認証

ログインをすると以下のような画面になりますので、「承認する」をクリックしてください。

連携完了中

サイトの連携が終わると、プランの選択画面がでてきます。「無料プランでスタート」をクリックしてください。

プラン紹介

「無料プランでスタート」をすると、以下のような画面になります。これで、WordPress.comとの連携は完了です。

Jetpackダッシュボード

WordPress.comでプラグインを自動更新させる

WordPress.comにアクセスしログインします。WordPress.comのTOPページの右上にログイン画面へのリンクがありますので、そちらをクリックしてください。

WordPress.com

下図のようにWordPress.comのログイン画面が表示されたら、「WordPress.comのアカウントを作成する」で作成したアカウントのログイン情報(ユーザー名・パスワード)でアカウントにログインしてください。

ログイン画面

WordPress.comにログインしたら、下図のような画面になります。左上の「参加サイト」をクリックして、プラグインの自動更新をしたいWebサイトを選択してください。

WordPress.comダッシュボード

参加サイトでプラグインの自動更新をするWebサイトを選択したら、下図のような画面が開きます。左のメニューから「プラグイン」をクリックしてください。

参加サイト設定画面

プラグインの設定画面を開くと、おすすめプラグインや人気プラグインの一覧を表示したページが開きます。右上の「プラグインの管理」をクリックしてください。

プラグイン一覧

「プラグインの管理」を開くと、現在選択しているWebサイトで使用しているプラグインの一覧を表示します。「Autoupdates」のスイッチがoff状態になっていると自動更新がされません。

Autoupdates off

下図のように「Autoupdates」のスイッチがon状態にしてください。

Autoupdates on

「Autoupdates」をon状態にすれば、今後プラグインのアップデートがあれば自動でアップデートされます。

まとめ

Jetpackを使い、プラグインの自動更新を設定すれば、今後更新作業の手間とセキュリティリスクが軽減されます。自動更新するプラグインとしないプラグインを個別に設定できるのもうれしいですね。ただし、極稀ですがプラグインのアップデートによりサイトエラーが出て来る場合がります。例えば、レンタルサーバのスペックが少し旧式だったため、最新のプラグインが旧スペックをサポートしていない時などに起こります。その場合はサーバの移転を検討したほうが良いかもですね。